月の星座 by たわふ
「種まきカレンダー」の月の星座は、ネット上で調べた「月の星座カレンダー」と、1・2日ずれているのはどうしてですか?との質問を受けましたので、回答をシェアします。
月の星座とは、月が黄道十二宮のどこに位置するか?ということです。太陽の星座(おひつじ座・おうし座・・・など)は、星占いでおなじみですが、同じように、月にも、おひつじ座やおうし座・・・などのどれかに入ります。太陽の星座は約1ヵ月続き、1年で一周しますが、月の星座は大体2・3日で次の星座に移り、28・9日で一周します。
「月の星座カレンダー」は「月の癒し」という本が基準になっています。「月の癒し」は、チロル地方に古くから伝わる「月のリズム」ですので、いわゆる、星座占いの星座を基準にしています。(3/21〜4/19は、おひつじ座という 星座占いの星座です。これは、本来この期間に太陽がおひつじ座に入る・位置するということです。)
地球の歳差運動によって約2000年ごとに、春分点の星座がかわります。
一般的な星座占いだと、春分点(3/21ごろ)は、おひつじ座ですが、これは、2000年前の星座を基準にしたもので、現在の春分点は、うお座です。ですので、3月下旬生まれの人は、厳密には、うお座になるのです。以上は、太陽の星座ですが、これが基準になっています。「種まきカレンダー」にも太陽の星座が記載されていますので、一般的な星座占いとのズレを確認してみてください。
太陽の星座がずれていますから、月の星座もずれてきます。惑星や太陽・月の影響を知るための「種まきカレンダー」は、その時の天体の正確な位置を記載しています。「種まきカレンダー」をよくよく見ると、小さい数字や記号がコマゴマと書いてありますので、注意して見ると面白いかもしれません。
また、星座占いでは、360度を12等分して、1星座を30度としていますが、「種まきカレンダー」は、星座の大きさによりそれぞれ違います。(「種まきカレンダー」P56 惑星運行図を参照)
星占いの星座は、実際の天体からはズレていますが、アストラル的な影響を表しているという話も、チラリと聞いたことがあります。(「種まきカレンダー」はエーテル的?)
Edited by たわふ 2007-06-13 23:12:47
Last Modified 2007-06-13 23:12:47